ザ・ゴールデン・カップスを広めたい。日本よ、これがロックンロールだ。

今の日本のロックやポップスは謎の発展を遂げて、
洋楽とは似て非なるものになっていると思います。それは良い所もありダメな所もありですが。

そんなことを感じながら、
最近自分が「発見」したバンドで夢中になっているものの一つに、ゴールデン・カップスがあります。

ザ・ゴールデンカップスは、デイブ平尾が中心となり、1966年に結成されたバンド。
グループサウンズブームのまっただ中にあり、彼ら自身もGSバンドとして世の中に認識されていると思います。

が、本来の姿は全然違いました。
なにせバンド結成のきっかけがヴァン・モリソンのゼムに衝撃をうけてとか、
R&Bを取り入れ、ジェームス・ブラウンやオーティス・レディングなどもレパートリーにしていたっていうんですから、
驚くばかりです。
しかし彼ら、やりたくなかったでしょうが、タイトルも音もグループサウンズ的な曲 「長い髪の少女」 が大ヒット。
そのせいで本来の姿が見えにくくなってしまったのは後聴きのワタクシからすると残念に思えます。
なので我々は本来の姿を見なければ。そして広めなければの気持ちでこの文章を書いています。

で、その音を聴くと、限りなく洋楽に近いというか、
英語の発音とかまではわからないけど、知らなければ絶対60年代の洋楽だと思うはず、ってくらい洋楽。
30年近く邦楽も洋楽も聴いてきた私が保証します。保証されたところで困るでしょうけど(笑)。
メンバー全員がハーフってのがウリというか特徴だったようてすけど、それだけか理由でもない気がします。
彼らの出身の横浜って土地がそうさせたのかもしれないですが、
ロックンロールの精神性みたいなものもちゃんとカバーしている感じがするんです。

そんなゴールデンカップスをワタクシ聴くキッカケはまたしても清志郎さん。
どこまでも影響を与え続けてくれます。
全く前情報なしでキヨシローさんの音源が収録されてるってことで、それなら!とばかりに聴いてみたのです。

聴いたのはキヨシローさんとの共演が収められている、
2014年リリースの『ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス ライヴ・バージョン』と
ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス ライヴ・バージョン
ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス ライヴ・バージョン
ザ・ゴールデン・カップス 忌野清志郎

関連商品
ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス イングリッシュ・バージョン
忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM #1~入門編~ [DVD]
THE DAY
ライヴ!!
ワンモアタイム
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同時リリースの『ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス イングリッシュ・バージョン』
ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス イングリッシュ・バージョン
ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス イングリッシュ・バージョン
ザ・ゴールデン・カップス

関連商品
ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス ライヴ・バージョン
ブルース・メッセージ
ライヴ!!
ザ・ゴールデン・カップス・アルバム第2集
ワンモアタイム
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もちろんキヨシローさんの音源も最高です。
調べてみたら、キヨシローさんは熱烈なゴールデンカップスのファンだったらしく、
この音源はキヨシローさん自身の夢の共演だったわけですね。

しかしそれはオマケに過ぎなくて、聴いて欲しいのは彼らの出す音そのもの。
初めて音を聴いたときは、自分好みの音だったというのもありますが、腰を抜かすほど驚きました。

何これ。
ガレージパンクじゃないの。
荒ぶるファズギター、激しさと甘さが同居するボーカル、分厚い音を出すリズム隊、
まさにのロックンロールっぷり。

洋楽のモノマネと言えばそれまでなんだけど、何このレベルの高さ。
正直、好みの音だ!

そして曲を見てください。
ライヴの方では、
ゼムの「Gloria」はもちろんですが、
ツェッペリンの「Communication Breakdown」
ディランの「I Shall Be Released」なんてやってるんですよ!!

そして、ベストの方では、
ジミ・ヘンドリックスで有名な「Hey Joe」
ジェームス・ブラウンの「I Feel Good (I Got You)」
他にもアラン・トゥーサン、マイク・ブルームフィールド、アル・クーパーの曲なんかやってます。

今じゃないですからね、60年代後半にこんなのやってたんですよ、ヤバくないですか?
ほとんどの人がそうだと思いますが、彼らをGSグループの1つだと思っているのではないでしょうか。
確かにそうなんたけど、実はそれだけではない、ソリッドでサイケでガレージな音を鳴らすロックバンドなんです。
今回のアルバムを聴かなければ絶対に知らないままいたと思うので幸運な出会いだったと思っています。

勢い、映画も観ました。
『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム パーフェクト・エディション』
ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム パーフェクト・エディション [DVD]
ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム パーフェクト・エディション [DVD]
長田勇市

関連商品
THE GOLDEN CUPS Complete Best“BLUES OF LIFE”
ザ・ゴールデン・カップス・アルバム
ザ・ゴールデン・カップス・アルバム第2集
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GSバンドではなく、ロックンロールバンドとしての彼らが描かれているように思います。

本人たちのインタビューもあり、
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もちろんのキヨシローさんや、数々のミュージシャン、アーティストが彼らについて語ります。
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矢野顕子さん。
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北野武さん。
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当時の貴重な映像や写真も。
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動くゴールデンカップスもやはりロックでした。
レコードやTVではGSマナーに渋々従う彼らでしたが、ライヴでは全く違う姿を見せていました。
ヒット曲を演奏する事を嫌い、上記のような当時の英米のロックやR&Bのナンバーを演奏していたのです。

後半には、幾分歳を重ねた彼らが再結集してのライブが収められてますが、1曲目がThe Bandの「The Weight」だもの。
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当時の英米の音楽を貪欲に吸収し、高い演奏力、アレンジ力を持って楽曲にアプローチし、
時代を反映したサイケデリック・ミュージックや実験的な音楽をも取り入れた、
実に先進的なバンドだったと思います。
そしてGSバンドとしても世の中に認知されていたなんて、奇跡の存在ですよね。
日本のロックはまだまだ知らないことばかり、掘り下げていきたいものです。

初めて聴く人はワタクシ同様まずはこのこの2枚で衝撃を受けて下さい!

ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス ライヴ・バージョン
ベスト・オブ・ザ・ゴールデン・カップス ライヴ・バージョン
ザ・ゴールデン・カップス 忌野清志郎

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