ザ・キンクス『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』50周年記念盤。

2018年に買い込んだブツを少しづつ処理していこうと思います。
昨年後半は怒涛のボックスラッシュでしたので、聴くことすらままならない状況でしたが、ちびちびと楽しんでいきますわ。

そんなわけで今回はザ・キンクスです。
『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』(The Kinks are the Village Green Preservation Society)です。
『ホワイト・アルバム』に続き、こちらも50周年記念盤です。すごいぞ1968年。
『ホワイト・アルバム』と同い年なんですね。比べるとやっぱりこっちのほうが英国臭が強い気がします。

『THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY [SUPER DELUXE BOX SET]』


今では「ヒットしなかったけど後に名盤」となった本作ですが、これこそがこのバンドを良く表してる事象ともいえます。
先見性があったのかただ単にズレてたのかはわからないけど、68年という時代を考えれば、このアルバムが異質なのはわかります。先程英国臭が強いと書きましたが、それもそのはずこのアルバムのテーマは「英国の田舎生活と古き良き時代に対する敬意」ですから、他とはズレてたわけです。だけどこれこそが他と違う部分で、『ホワイトアルバム』を聴けばわかりますが、まだサイケデリックムーヴメントの香りを残しつつ、ハードロック的な要素なども強くなり始めた時代、ロックが深化している時と言えばいいですかね。
そんな時代に、「英国の田舎生活」ですからね、ヤバいですよね。売れないのも当然に思えてくる。
でも、それが時を経て評価されたわけです。それもそのはず、だってそれぞれの曲のクオリティは高いもの。
やはり英国ロックを代表するソングライターだと思います、さすがですレイ・デイヴィス。

はい、今回私が購入したのは、スーパーデラックス・ボックスセットです。
5CD、3LP、7インチ3枚、本やポスターまでつく豪華仕様。
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CD5枚は、アルバムのステレオ版とモノ版のリマスター音源にボーナス・トラックを追加した2枚(CD1・2)のほか、別ヴァージョンや未発表音源などを収めた『Village Green Sessions』(CD3)。

そして4枚目は、BBCに残されたパフォーマンスやインタビュー音源『Village Green At The BBC』なんですが、
なんと未発表音源が収録されていて、『At the BBC: Deluxe Box Set』で全音源出たんじゃなかったんかい!とツッコミたい所ですが、あるならあるで嬉しいので良しとしましょう。
しかも『BBC』持ってないですし、ワタクシ。一瞬で廃盤になっちゃったんで悔やんでおります。
At the BBC: Deluxe Box Set
At the BBC: Deluxe Box Set
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Kinks
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ラストの5枚目は、70年代のデモ音源やレイ・デイヴィス(Ray Davies)の2010年デンマーク公演のライヴ音源、未発表曲「Time Song」などを収録した『reservation, Sessions, Live & Demos』
一曲目がもろにデモ音質で絶望を感じましたが、2曲目以降はちゃんとした音だったので一安心。デモも貴重だからそれはそれでオッケーなんですが。
11曲目以降の音源も良くて、これは 70年代半ばに発表したコンセプト・アルバム『Preservation』のデモらしいです。
そしてラストは、2010年のライヴ音源。キンクスではなくてレイとオーケストラの共演みたいな感じなんですが、これがまた良くて。オーケストラ入りなんで大仰なアレンジなんですが、コレはコレでありです、壮大さが増して。

アナログレコードは、アルバムのステレオ版とモノ版のリマスター音源をそれぞれ収めた『The Kinks Are the Village Green Preservation Society』(Gatefold 2LP)と、
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『The Kinks Are the Village Green Preservation Society』のオリジナル・スウェーデン・12曲入りヴァージョンのレコード。
これはヤバイですな。
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7インチ・シングルレコード3枚は、「Days / She’s Got Everything」 (1968)、「Starstruck / Picture Book」 (1968)、「The Village Green Preservation Society / Do You Remember Walter?」 (1969)のピクチャー・スリーヴ・シングル3枚。
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これらの他にポスターやら、いろんなオマケがてんこ盛りです。

しかし、英国ロックファンは絶対外しちゃいけないアルバムだと思います。今回のボックスで再確認できました。
価格はそれなりでしたけどそれに見合うだけの内容だと思います。ホント買って良かった。
あと、ツイッターでキンクスについてつぶやくと他のアーティストより反応が多くて驚きました。どうやら隠れキンクス好きは沢山いるようです。隠れてないで出ておいで!



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新年一発目はビートルズでいこうと思うの。『ホワイト・アルバム』記念エディションです。

お久しぶりでございます、そしてあけおめでございます。
最近はツイッターでつぶやくばかりで、ブログの更新が止まりまくりで申し訳ありません。
買ったレコードや読んだ本などたまりまくりなので、また少しづつ紹介していければと思ってます。ぬるく優しいまなざしで見ていただければと思います。

というわけで復活?第一弾にふさわしいネタを選びました。はい泣く子も黙るビートルズ『ホワイト・アルバム』です。
50周年記念エディションです。
『サージェント・ペパー』から豪華仕様でリリースされるようになりましたが、それ以前もやれば良かったのにというのは野暮でしょうか。ビートルズはその時その時でリリースの形態も変わりますからね。



はい、そんな記念エディションですがいくつかのフォーマットでリリースされましたが、ワタクシはもちろん?6CD+Blu-rayのスーパー・デラックス・エディションでございます。
アナログも欲しかったんですけど、経済的事情で断念いたしました。

さぁ、この『ホワイト・アルバム』記念盤ですが、
このブログでこのボックスについて詳細なデータやらなんやかやをやっても仕方ないですし、そもそもそんな深い知識やデータも持ってませんので、そのへんはレココレやマニアの方にお任せします。むしろ勉強させてくださいって感じです。
なので、このアルバムに対する個人的な思いをダラダラ綴りたいと思います。有益な情報はございませんので、暇を潰したい方や駄文が好きな方はお付き合いください。

ワタクシがこのアルバムを聴いたのはCDで、10年前の40周年記念盤です。はい超新参者です。もちろん楽曲単位では天下のビートルズですから、耳にしていましたが、アルバムとしてはその時だったのです。
最初の印象は「散らかってる」「まとまりがない」「あんまポップじゃない」「暗い」
そんな感じだったと思います。多分ですけど、相当バイアスかかっていたと思います。というのも、このアルバムに関しては中身の音よりも、活字などの情報の方が先に自分の中に入っていたからです。レコーディングが難航したとか、ヨーコさんのこととか、なんやかやで、ビートルズ崩壊に向かうネガティヴなアルバムとしてインプットされてしまっていたのです。真っ白なジャケットもどこか寒々とした印象でしたし。
もちろん楽曲単位では好きな曲はたくさんあります。でもアルバムとしてはそんな印象だったので、繰り返し聴きたいアルバムにはなりませんでした。それでも他のアーティストのアルバムよりは聴いてると思うけど。

で、個人的にはそんなアルバムだったのだけれど、今回の50周年記念盤は買いました。しかも大枚はたいてデラックス・エディションを。なんでと言われれば、「なんとなく買わなきゃいけない気がした」と答えます。そう今回のデラックス・エディションは買うべきだと直感で判断しました。そこには何かあると。膨大なセッション音源の中に。

結論からいうと、買ってよかった、本当に。
これまでの印象が覆りました。いやむしろこのアルバムに衝撃を受けました。
ジャイルズ・マーティンのリマスターも素晴らしい。50年間このアルバムを聴いていた人、2018年に初めてこのアルバムを聴く人、どちらの耳も満足させるという最高難易度のリマスタリングを要求されてるわけですが、十分その要望に答えてると思う(きっと文句を言う人はいるだろうけれど)。
そしてセッション音源。私はビートルマニアでもなければコレクターでもないので、ほとんどが初めて聴く音源でした。ただこれが素晴らしい。何が素晴らしいって4人が楽しそうに演奏していることが。今まではバイアスかかって、「バンドというよりそれぞれがそれぞれの楽曲を持ち寄ったアルバム」で、バンドとして機能していないように思ってました。が、今回の音を聴くと、(ジャイルズがそういう音源を選んだんだろうけど)実に楽しそうにバンドとしてやってるのが想像できるんですよね。バンドとして音を出すときには一つになれる。ビートルズの魔法は個々の作曲能力、演奏能力、歌唱能力だけではなくバンドとしてのまとまり、バンドマジックにもあったんだと再確認できたのが何より嬉しかったです。

そして改めて『ホワイト・アルバム』本編を聴くと、あら不思議、そこには明るい『ホワイト・アルバム』が。
ジャイルズやるなぁ。
今回始めて『ホワイト・アルバム』を聴くって人は幸せなのかも。正しい姿の『ホワイト・アルバム』がそこにあるのだから。
うん、これはとても良い記念エディションだと思う、本当に。
唯一不満があるとしたらBlue-rayかな。Blue-rayに収録されているリマスター音源もモノラル音源も強烈なんですが、できれば今回のCDの音すべて収録してほしかったな、どううせなら。贅沢ですかね?


それでは装丁などを少々。
『ペパーズ』記念盤とは全然形も装丁も違うんですよね。『アビー・ロード』や『レット・イット・ビー』も出るんでしょうか。
今回もナンバリングあるけど、ちゃんとしてるのかなぁ(笑)。
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ペーパースリーヴに6CD+Blue-rayが。手抜きなわけではない、と思う。
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豪華本の中身はこんな感じです。これは日本語訳がないと私には大変厳しい。
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2019年1月4日現在、なんだかとてもお安くなってしまっていて、悔しいですが、良いものなので皆お年玉で買うがよろし。



ということで、このボックス聴いてたら2018年が終わってしまいました(笑)。
2019年はもうちょっとブログ書きたいと思ってます、よろしくお願いいたします!!!

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