ビートルズ『リボルバー』?『リヴォルヴァー』?スペシャル・エディション!

えっと、ビートルズの『リヴォルヴァー』の拡張版、スーパーデラックスの話なんですけど、まぁ、雑文です。
きっといくつもの記事やブログが上がると思いますし、細かい話はマニアの方や専門家にお任せします。
なのでいつもの雑文、雑記、雑談だと思っていただければ。
最近は、詳細なボックスの内容とかよりもこっちのほうが、自分的には心地よいので。



さて、今回の『リボルバー』というアルバムについて。
1966年発表の7作目。中期の傑作という扱いですかね。
(ツイッターでも何度か言ったんですけど、リヴォルヴァー派とリボルバー派に別れるようです。間を取ってリヴォルバーにしようかな(笑))

まずこのアルバムの印象ですけど、ビートルズがアイドルやポップスターからアーティストになったアルバムではないかと。作品もただのポップアルバムではなく、アートになっていった、そのスタートの一枚だと思っています。
もっと簡単に言うと、明確でわかりやすい音から、実験的かつ挑戦的に。
けれど、ポールの驚異的なバランス感覚と天性のポップなソングライティングが、
芸術性を持ちながら商業的な部分もあるいう、奇跡を生んでいます。
たぶんここが他のバンドのマネできない部分なんだと思います。

個人的にはサイケ一歩手前な感じがもどかしくもあるんですけど、冷静にかんがえてやっぱりどうかしてる集団のどうかしてるアルバムだと思います。

レココレを読んでいて気がついたのですが、4人がインドに行くのも、日本公演をするのも、
このアルバムを録音した後なんですよね。意味わからん。

はい、今回のリマスターなどにおける音の印象を。
第一印象は、究極の中道、かつ現代に適応した音になってると思いました。
天下のビートルズですから、どんな風に仕上げたとしてもどこかで文句は出る。
それでも誰もが満足できるド真ん中を目指した音。
そして、PCやスマートフォンなどの機器で聴いて、しっかりと聴こえる音。そんな風に聴こえました。
私はアナログレコードで聴いて、そのあとサブスク(You Tube Music)で聴いたのですが、どちらもしっかりした音だと思いました。



ちゃんと最新型の音になってる。ジャイルズ偉い、と思いましたし。やはりビートルズは偉大だとも。
常にその時代に合った音で届けられる。
もともと価値のある宝石なんだけど、磨かなければくすんでくる。だからそれをいつもピカピカの状態に保つためにリマスターされたりして、キレイに着飾っていく。

他のバンドやアーティストは羨ましいですよね。
発売されてからそのまんま、いやむしろ古びていって忘れ去られるような曲やアルバムもあるわけで。
ビートルズだからこその今回のリリースなんだと強く思いました。

50年前のアルバムが拡張版、リマスター盤ではあるけれど、まるで新譜のように話題になり、盛り上がる。
普通に考えてありえないですけど、たぶん100周年とかでも盛り上がってる気がします。
もうその頃にはAIによるビートルズの新曲とか、立体画像による擬似ライヴとか、想像もつかないものになってるかもしれないですね。うん、ビートルズは永遠、なのかもしれない。





レコード・コレクターズ 2022年 11月号
ミュージック・マガジン(その他)
ミュージック・マガジン (2022-10-15T00:00:01Z)
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#最近聴いた1枚 #CD聴こうぜ 『レノン-マッカートニー&ハリスン・ソングブック』


A & M LENNON - MCCARTNEY & HARRISON SONGBOOK / A&M レノン-マッカートニー&ハリスン・ソングブック

A&Mレノン=マッカートニー&ハリスン・ソングブック
オムニバス セルジオ・メンデス&ブラジル’66 サンドパイパーズ ジョー・コッカー ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ クリス・モンテス ブラザーズ・ジョンソン クロディーヌ・ロンジェ パンチ ビリー・プレストン
USMジャパン (2012-08-29)
売り上げランキング: 514,136



A&Mレコード50周年を記念して組まれた、A&M所属アーティストによる、ビートルズカバー集。
A&Mレーベルの豊富な音源の中から、選曲されてます。

2012年リリースで、同時に『ロジャー・ニコルス&ポール・ウィリアムス・ソングブック』も発売されています。
ザ・ドリフター~ロジャー・ニコルズ&ポール・ウィリアムス・ソングブック
オムニバス スリー・ドッグ・ナイト モーリン・マクガヴァン ミッシェル・フィリップス オリジナル・キャスト ドビー・グレイ ビル・メドレー ダイアナ・ロス ヘヴン・バウンド・ウィズ・トニー・スコッティ ザ・コラージュ
USMジャパン (2012-08-29)
売り上げランキング: 464,799


さて、この編集盤、普通なら、レノン-マッカートニー作品集で済ますところ「&ハリスン」ていうのが面白いですね。
ジョージ曲のカバーを入れたかったんでしょうね。好感が持てます。

ビリー・プレストンなどお馴染みのメンツもいますが、楽しいのは良く知らないアーティストの方。ビートルズ楽曲ですから曲が悪いわけないですから、それぞれのアレンジや歌い方を楽しむものです。

ビートルズのカバーは世に溢れ過ぎてるので、知らないアーティストの方が新鮮に聴けたりするわけです。いや、もちろんつまんないものはつまんないですけど。お洒落でポップなアレンジが多いです。ソフトロック調のカバーは単体で聴くとあまり好きじゃないんですが、こうやって纏まって聴くと清涼剤的に聴けますね。

前述した歌われた側のロジャー・ニコルス・スモール・サークル・オブ・フレンズは2曲収録。外せなかったんでしょうね。

ビートルズ好きで面白いものが好きな人は楽しめるアルバムです。

これ聴いて、ふと思いつきツイートもしたんですけど、
『アビーロード』後半のメドレーを丸ごとカバーしてるアーティストやアルバムってあるのかな?
ご存知の方いましたら教えてください!

【収録曲】
1、ノルウェーの森/セルジオ・メンデス&ブラジル '66
  Norwegian Wood(John Lennon / Paul McCartney)/ Sergio Mendes & Brasil '66
2、ゲット・バック/ビリー・プレストン
  Get Back(John Lennon / Paul McCartney)/ Billy Preston
3、サムシング/クロディーヌ・ロンジェ
  Something(George Harrison)/ Claudine Longet
4、ドント・レット・ミー・ダウン/ディラード&クラーク
  Don't Let Me Down(John Lennon / Paul McCartney)/ Dillard & Clark
5、ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア/クロディーヌ・ロンジェ
  Here, There And Everywhere(John Lennon / Paul McCartney)/ Claudine Longet
6、フォー・ノー・ワン/ライザ・ミネリ
  For No One(John Lennon / Paul McCartney)/ Liza Minnelli
7、ブラックバード/パンチ
  Blackbird(John Lennon / Paul McCartney)/ Punch
8、オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ/ニック・デカロ&オーケストラ
  Ob-La-Di, Ob-La-Da(John Lennon / Paul McCartney)/ Nick DeCaro & Orchestra
9、ホエン・アイム・シックスティー・フォー/クロディーヌ・ロンジェ
  When I'm Sixty-Four(John Lennon / Paul McCartney)/ Claudine Longet
10、フール・オン・ザ・ヒル/セルジオ・メンデス&ブラジル '66
  The Fool On The Hill(John Lennon / Paul McCartney)/ Sergio Mendes & Brasil '66
11、ヘイ・ジュード/シャンゴ
  Hey Jude(John Lennon / Paul McCartney)/ Shango
12、ミッシェル/サンドパイパーズ
  Michelle(John Lennon / Paul McCartney)/ The Sandpipers
13、シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー/ジョー・コッカー
  She Came In Through The Bathroom Window(John Lennon / Paul McCartney)/ Joe Cocker
14、ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ/ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
  With A Little Help From My Friends(John Lennon / Paul McCartney)/ Roger Nichols & The Small Circle Of Friends
15、アイル・ビー・バック/ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
  I'll Be Back(John Lennon / Paul McCartney)/ Roger Nichols & The Small Circle Of Friends
16、今日の誓い/サンドパイパーズ
  Things We Said Today(John Lennon / Paul McCartney)/ The Sandpipers
17、イエスタデイ/クリス・モンテス
  Yesterday(John Lennon / Paul McCartney)/ Chris Montez
18、カム・トゥゲザー/ブラザーズ・ジョンソン
  Come Together(John Lennon / Paul McCartney)/ The Brothers Johnson
19、ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ/セルジオ・メンデス&ブラジル '66
  With A Little Help From My Friends(John Lennon / Paul McCartney)/ Sergio Mendes & Brasil '66
20、グッド・デイ・サンシャイン/クロディーヌ・ロンジェ
  Good Day Sunshine(John Lennon / Paul McCartney)/ Claudine Longet
21、ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス/パンチ
  While My Guitar Gently Weeps(George Harrison)/ Punch
22、ブラックバード/ビリー・プレストン
  Blackbird(John Lennon / Paul McCartney)/ Billy Preston
23、シーズ・リーヴィング・ホーム/ジュリアス・ウェクター&ザ・バハ・マリンバ・バンド
  She's Leaving Home(John Lennon / Paul McCartney)/ Julius Wechter & The Baja Marimba Band
24、デイ・トリッパー/セルジオ・メンデス&ブラジル '66
  Day Tripper(John Lennon / Paul McCartney)/ Sergio Mendes & Brasil '66
25、オール・マイ・ラヴィング/サンドパイパーズ
  All My Loving(John Lennon / Paul McCartney)/ The Sandpipers
26、ゴールデン・スランバー/クロディーヌ・ロンジェ
  Golden Slumbers(John Lennon / Paul McCartney)/ Claudine Longet

A&Mレノン=マッカートニー&ハリスン・ソングブック
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新年一発目はビートルズでいこうと思うの。『ホワイト・アルバム』記念エディションです。

お久しぶりでございます、そしてあけおめでございます。
最近はツイッターでつぶやくばかりで、ブログの更新が止まりまくりで申し訳ありません。
買ったレコードや読んだ本などたまりまくりなので、また少しづつ紹介していければと思ってます。ぬるく優しいまなざしで見ていただければと思います。

というわけで復活?第一弾にふさわしいネタを選びました。はい泣く子も黙るビートルズ『ホワイト・アルバム』です。
50周年記念エディションです。
『サージェント・ペパー』から豪華仕様でリリースされるようになりましたが、それ以前もやれば良かったのにというのは野暮でしょうか。ビートルズはその時その時でリリースの形態も変わりますからね。



はい、そんな記念エディションですがいくつかのフォーマットでリリースされましたが、ワタクシはもちろん?6CD+Blu-rayのスーパー・デラックス・エディションでございます。
アナログも欲しかったんですけど、経済的事情で断念いたしました。

さぁ、この『ホワイト・アルバム』記念盤ですが、
このブログでこのボックスについて詳細なデータやらなんやかやをやっても仕方ないですし、そもそもそんな深い知識やデータも持ってませんので、そのへんはレココレやマニアの方にお任せします。むしろ勉強させてくださいって感じです。
なので、このアルバムに対する個人的な思いをダラダラ綴りたいと思います。有益な情報はございませんので、暇を潰したい方や駄文が好きな方はお付き合いください。

ワタクシがこのアルバムを聴いたのはCDで、10年前の40周年記念盤です。はい超新参者です。もちろん楽曲単位では天下のビートルズですから、耳にしていましたが、アルバムとしてはその時だったのです。
最初の印象は「散らかってる」「まとまりがない」「あんまポップじゃない」「暗い」
そんな感じだったと思います。多分ですけど、相当バイアスかかっていたと思います。というのも、このアルバムに関しては中身の音よりも、活字などの情報の方が先に自分の中に入っていたからです。レコーディングが難航したとか、ヨーコさんのこととか、なんやかやで、ビートルズ崩壊に向かうネガティヴなアルバムとしてインプットされてしまっていたのです。真っ白なジャケットもどこか寒々とした印象でしたし。
もちろん楽曲単位では好きな曲はたくさんあります。でもアルバムとしてはそんな印象だったので、繰り返し聴きたいアルバムにはなりませんでした。それでも他のアーティストのアルバムよりは聴いてると思うけど。

で、個人的にはそんなアルバムだったのだけれど、今回の50周年記念盤は買いました。しかも大枚はたいてデラックス・エディションを。なんでと言われれば、「なんとなく買わなきゃいけない気がした」と答えます。そう今回のデラックス・エディションは買うべきだと直感で判断しました。そこには何かあると。膨大なセッション音源の中に。

結論からいうと、買ってよかった、本当に。
これまでの印象が覆りました。いやむしろこのアルバムに衝撃を受けました。
ジャイルズ・マーティンのリマスターも素晴らしい。50年間このアルバムを聴いていた人、2018年に初めてこのアルバムを聴く人、どちらの耳も満足させるという最高難易度のリマスタリングを要求されてるわけですが、十分その要望に答えてると思う(きっと文句を言う人はいるだろうけれど)。
そしてセッション音源。私はビートルマニアでもなければコレクターでもないので、ほとんどが初めて聴く音源でした。ただこれが素晴らしい。何が素晴らしいって4人が楽しそうに演奏していることが。今まではバイアスかかって、「バンドというよりそれぞれがそれぞれの楽曲を持ち寄ったアルバム」で、バンドとして機能していないように思ってました。が、今回の音を聴くと、(ジャイルズがそういう音源を選んだんだろうけど)実に楽しそうにバンドとしてやってるのが想像できるんですよね。バンドとして音を出すときには一つになれる。ビートルズの魔法は個々の作曲能力、演奏能力、歌唱能力だけではなくバンドとしてのまとまり、バンドマジックにもあったんだと再確認できたのが何より嬉しかったです。

そして改めて『ホワイト・アルバム』本編を聴くと、あら不思議、そこには明るい『ホワイト・アルバム』が。
ジャイルズやるなぁ。
今回始めて『ホワイト・アルバム』を聴くって人は幸せなのかも。正しい姿の『ホワイト・アルバム』がそこにあるのだから。
うん、これはとても良い記念エディションだと思う、本当に。
唯一不満があるとしたらBlue-rayかな。Blue-rayに収録されているリマスター音源もモノラル音源も強烈なんですが、できれば今回のCDの音すべて収録してほしかったな、どううせなら。贅沢ですかね?


それでは装丁などを少々。
『ペパーズ』記念盤とは全然形も装丁も違うんですよね。『アビー・ロード』や『レット・イット・ビー』も出るんでしょうか。
今回もナンバリングあるけど、ちゃんとしてるのかなぁ(笑)。
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ペーパースリーヴに6CD+Blue-rayが。手抜きなわけではない、と思う。
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豪華本の中身はこんな感じです。これは日本語訳がないと私には大変厳しい。
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2019年1月4日現在、なんだかとてもお安くなってしまっていて、悔しいですが、良いものなので皆お年玉で買うがよろし。



ということで、このボックス聴いてたら2018年が終わってしまいました(笑)。
2019年はもうちょっとブログ書きたいと思ってます、よろしくお願いいたします!!!

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