暑い夏を乗り切るための音楽書籍5冊。音楽力が付きますよ。

あいかわらず音楽本楽しんでます。
暑い夏、涼しい部屋で好きな音楽を聴きながら読書するのも良いものです。
今回はちょっと堅めの本なども入ってますが、もちろんどれもオススメです。
長めの書評もありますがお付き合いください。


本 秀康 『レコスケくん 20th Anniversary Edition』
かなり前に購入、読了してましたが、載せ忘れてました。
レコードあるある満載、かつレコスケ君たちのレコード愛がコミカルに描かれてます。
レコード好きにはマストです。
レコスケくん 20th Anniversary Edition
レコスケくん 20th Anniversary Edition本 秀康

ミュージックマガジン 2016-12-20
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BEATLE ALONE (ビートル・アローン) レコスケくん COMPLETE EDITION レコード・コレクターズ 2017年 06 月号 ビートルズ・ストーリー Vol.8 1969 ~これがビートルズ! 全活動を1年1冊にまとめたイヤー・ブック~ (CDジャーナルムック) レコード・コレクターズ 2017年 04 月号 レコード・コレクターズ 2017年 05 月号 MUSIC LIFE サージェント・ペパー・エディション (シンコー・ミュージックMOOK) サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD) GET BACK...NAKED 21DAYS THAT ROCK'N'ROLLED THE BEATLES IN 1969 ビートルズ・ストーリー Vol.7 1962 ~これがビートルズ! 全活動を1年1冊にまとめたイヤー・ブック~ (CDジャーナルムック)




牧野良幸『オーディオ小僧のいい音おかわり ~アナログからSACD、ハイレゾまで、帰ってきたオーディオ小僧~ (CDジャーナルムック)』
本さんとこの本の著者牧野さんはレコード好きには外せない御二方です。
お馴染みのロック音源、音盤の話は楽しいです。またクラッシックは門外漢なのですが、牧野さんのイラストと文章で聴いてみたくなる盤がたくさん。後半はハイレゾ特化(そういう連載をまとめたもの)なんですけど、これもやっぱり聴いてみたくなる。音楽やオーディオに対しての優しい目線は自分も参考にしたい部分です。
オーディオ小僧のいい音おかわり ~アナログからSACD、ハイレゾまで、帰ってきたオーディオ小僧~ (CDジャーナルムック)
オーディオ小僧のいい音おかわり ~アナログからSACD、ハイレゾまで、帰ってきたオーディオ小僧~ (CDジャーナルムック)牧野良幸

音楽出版社 2016-09-29
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オーディオそしてレコード ずるずるベッタリ、その物欲記 (ONTOMO MOOK) ステレオ時代 VOL.8 (NEKO MOOK) ステレオ時代 VOL.9 (NEKO MOOK) 牧野式高音質生活のすゝめ ~SACDからBlu-ray Audioまで高音質ソフト234レビュー (CDジャーナルムック) 僕のビートルズ音盤青春記 Part2 ~ 1976-2015 ~ (CDジャーナルムック) 僕が選んだ「いい音ジャズ」201枚 オーディオファンも聴いておきたい優秀録音盤 ステレオ時代 VOL.7 (NEKO MOOK) ステレオ時代 Vol.10 (NEKO MOOK) スローオーディオ ~懐かしくも新鮮なオーディオの楽しみ~ (CDジャーナルムック) 僕の音盤青春記 1971-1976




松本隆『松本隆対談集 風待茶房 2005-2015』
2005年に出版された作詞家、松本隆の対談集『KAZEMACHI CAFE』。
長く絶版となっていたものが『松本隆対談集 風待茶房1971-2004』として復刊。
そして同時に松本氏がオフィシャルサイトで各界の著名人を招き語りあった対談が書籍に。
それが今回の『松本隆対談集 風待茶房 2005-2015』です。
オリジナルの風街茶房を読んでいない不届き者なのですが、この『2005-2015』の豪華対談に痺れまくりでした。
『1971-2004』も読まなきゃ。
対談相手は斉藤由貴、松本大洋、山下敦弘、江川紹子、天野喜孝、堤幸彦、鈴木茂、羽海野チカ、中川翔子、水谷豊、菅野よう子、今日マチ子の12名の錚々たる方々。
そして細野晴臣・鈴木茂・松本隆「風街レジェンド」スペシャルすぎる鼎談も。
鼎談はいつかはっぴいえんどをやると軽いノリでおっしゃってます。2017年現在まだ叶ってませんけど。
松本隆対談集 風待茶房 2005-2015 (立東舎)
松本隆対談集 風待茶房 2005-2015 (立東舎)松本 隆

リットーミュージック 2017-01-10
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松本隆対談集 風待茶房 1971-2004 (立東舎) 風のくわるてつと (立東舎文庫) エッセイ集 微熱少年 (立東舎文庫) PIED PIPER DAYS パイドパイパー・デイズ 私的音楽回想録1972-1989 復刊 ロック画報 はちみつぱい特集 (ele-king books) 自伝 鈴木茂のワインディング・ロード はっぴいえんど、BAND WAGONそれから (Guitar Magazine)




川瀬泰雄 『プレイバック 制作ディレクター回想記 音楽「山口百恵」全軌跡』
アイドル、歌謡曲ブームが未だ続いています。そんな中読んだ一冊。2011年の本ですが、ちょっとこれはスゴいです。
百恵さんデビューの1973年から引退する80年まで、山口百恵の楽曲制作を手掛けた音楽ディレクター、川瀬泰雄さんが当時を振り返って書いた一冊。当時の楽曲制作現場での貴重すぎるエピソードを交え回想する・・、しかも、しかも全楽曲です。コレは百恵さんの音楽を愛する人間には堪らない一冊でしょう。
実は私、密かに? 24枚組 ボックス『MOMOE PREMIUM』を所持しております。
本を読みながら順番に主要楽曲を聴いていったんですけど、やっぱりスゴいです。
ボーカリスト、表現者としての成長っぷりがわかるし、それを引き出すための川瀬さんを中心とした楽曲制作の変化も、本書を読みながらだとすごくよくわかる。そして改めて当時のバックミュージシャンたちの演奏力の高さや、編曲家たちの能力の高さを認識しました。当時を知る人はもちろん、知らない人にも百恵さんの楽曲とセットでぜひ読んで欲しい一冊です。
プレイバック 制作ディレクター回想記 音楽「山口百恵」全軌跡
プレイバック 制作ディレクター回想記 音楽「山口百恵」全軌跡川瀬 泰雄

学研教育出版 2011-02-16
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ダニエル・J. レヴィティン (著)、西田 美緒子 (翻訳)『音楽好きな脳―人はなぜ音楽に夢中になるのか』
音楽はいったいどこからやってくるのか?
どうやって私たちの心に刻まれるのか?
心を動かされる歌とそうではない歌があるのはなぜなのか?

なんでこんなに音楽が好きなのか、ロックが好きなのか、自分でもわからない。
音楽は音程、コード、音質、リズムのように分けて分析することはできるけれど、それがなぜ感動を呼んだり、興奮を巻き起こしたりするのか。まさに感覚とか感性という言葉で片付けるしかない世界だと思ってましたが、
その秘密を科学的に解き明かそうとした本です。

こうやって書くと学者が小難しい用語や式やデータを並べ立てたものを想像してしまいそうだが(実際本書の装丁がそっち寄りなので実に勿体無いと思ってます)、そんなことはなくて、できるだけわれわれにわかりやすく伝えようとしてくれてます。ロックアーティストの名前やバンドも沢山でてきて親近感が湧きます。ビートルズ、ストーンズ、レッド・ツェッペリンの名前や曲が度々出てくるのは作者の趣味だろうし、R.E.M.やエイミー・マンの名前が出てきたときは私もテンション上がってしまいました。

そもそも作者の経歴がこの本を面白いものにしています。というかこの人でなければ書けなかったであろうと言えます。
もともとはミュージシャン志望でしたが上手くいかず、レコーディングエンジニア、プロデューサーとして活動します。
やがて三十代になって音楽への疑問の答えをさがすため、スタンフォード大学に入り、神経心理学や認知心理学を学びます。その後学位や博士号を取り、心理学と行動神経学の教授として研究を行っている。
なんか凄い経歴の持ち主です。

なので音楽の知識を持ちながら、脳に関する研究を続けたその成果が本書とも言えます。
普段われわれが意識しない音楽の聞き方、どんな風に聞いているか、聞こえているか、その時脳はどんな働きをしているのかを知らせてくれています。その様々な事実や結果に、はっとさせられっぱなしでした。

音楽が好きな著者が音楽に関する脳の働きを、科学者目線と同時に我々と同じ音楽好き目線で語ってくれる本書は、ありそうでなかったもので、オンリーワンな楽しさと知的興奮を与えてくれます。
ただ、ピアノとかギターとかちょっとだけ音楽を齧ったことがある人のほうがすんなり理解できるかもです。
音楽好きな脳―人はなぜ音楽に夢中になるのか
音楽好きな脳―人はなぜ音楽に夢中になるのかダニエル・J. レヴィティン Daniel J. Levitin

白揚社 2010-03-01
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音楽の感動を科学する ヒトはなぜ“ホモ・カントゥス 心を動かす音の心理学 ― 行動を支配する音楽の力 音楽と脳科学: 音楽の脳内過程の理解をめざして 音楽の科学---音楽の何に魅せられるのか? 音は心の中で音楽になる―音楽心理学への招待 音のなんでも小事典―脳が音を聴くしくみから超音波顕微鏡まで (ブルーバックス) 音楽はなぜ心に響くのか―音楽音響学と音楽を解き明かす諸科学― (音響サイエンスシリーズ) 音楽と感情の心理学 ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム 音楽療法の基礎


以上、どれも楽しい音楽書籍です、気になるものがあったらぜひ読んで感想を教えてください!!



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『夢街 POP DAYS』は音楽とレコードを愛する全ての人に読んで欲しい素敵な本でしたよ。

最近ブログ更新が頻繁にできず、すみません。
音楽も本も変わらず手にし続けてるんですけど、ブログ作成に手が回らない状態です。

いきなり言い訳から入ってますが、音楽書籍を1冊紹介します。

ディスクユニオン、レコファン、WAVE、パイドパイパーハウス、山野楽器、すみや・・・・
この店の名前に反応する人ならば確実に楽しく読めます。
CD・レコードショップの本です。
レコード屋店員、バイヤーの側から当時の状況やエピソードが対談形式で披露されていきます。
タワーレコードやHMVなどの輸入盤メガストアが現れる前の話です(それらのメガストアについてもすでに昔話になりつつありますが・・・)

『夢街 POP DAYS 音楽とショップのカタチ Rutles Pop Culture Series Vol.1』です。
夢街POP DAYS ~ 音楽とショップのカタチ (Rutles Pop Culture Series Vol.01)
土橋 一夫 鷲尾 剛
ラトルズ (2016-10-25)
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アマゾンなどのネットショップでCDを買う、もしくはダウンロードやYOUTUBEなどで音楽ライフを済ませる人には、全く関係のない物語です。
それが悪いとは思いません(私も充分すぎるほどそれらの恩恵を受けています)。
けれど、自分の足を使い目的地に向かい、欲しいCDやレコードを探し、なおかつ自分が知らないものにも出会ったりする、
そういう音楽との出会い、楽しみはあるべきだと思ってます。

私は今でもレコードショップに行くのが大好きです。CDやレコードを手探りで探すのが大好きです。
知らない街に行くときにはまずレコードショップがあるかを調べます(悲しいことに年々減っていますが)

この本はそんな一昔まえの音楽の聴き方、買い方の記録です。私が足繁くレコードショップに通ったのは90年代でしたが、
当時の様子が思い出され、思わず「うんうん」と頷いてしまう箇所もありました。

東京の店だけなので、当時(70年代から90年代)をの東京を知らない人にはなんのこっちゃの世界ですが、音楽好きで、当時に思いを馳せることができる人にはそれだけでも楽しく読めると思います。

また、この本は、昔は良かったねで終わらず、今の時代にできることもあるんじゃないか(パイドパイパーハウスの限定復活やショップインショップなんかはその一例ですね)という所にも向かっているのが希望が持てました。もちろん昔話に花が咲いてはいますけど。

時代を経て音楽の聴き方も変わってきたのは確かだけれど、「今だからこそ」のやり方もあるのではないか。街にレコードショップがあるのは決して悪いことではないと思うし、アナログレコードやカセットテープの復権も一部ではあるようなので、このような本が出されるのは意義があるのではないかと思います。

今この時代に音楽を手に取って聴きたい人、もしくはこれからそういう風に音楽に接したい若い人に読んでもらいたいなぁ。

音楽ハナシ的にはやはりパイドパイパーハウスの長門芳郎さんから物語が始まってる感じなので
大瀧詠一さんや細野晴臣さん、 シュガー・ベイブ〜山下達郎さん周辺の話が多いですね。
やはり大瀧さんのレコードマニアっぷりはすごいです。

最後に、この本に登場するショップ店員、関係者の方々を載せておきます。CD・レコード好きには有名な方もチラホラ。
岩永正敏(パイドパイパーハウス初代店主)
長門芳郎(パイドパイパーハウス2代目店主)
井上修一(元すみや渋谷店 店長)
小林万左志(銀座山野楽器本店 AVソフト課 マネージャー)
森 勉(ペット・サウンズ・レコード店主)
石山佐和子(元クアトロWAVE 2F ロック&ポップス・バイヤー)
土田義周(downtown records店主)
保木哲也(レコファン 商品センター マネージャー)
土橋一夫(元テイチク/現FLY HIGH RECORDS 代表)
鷲尾 剛(元すみや本社 チーフMD /元すみや静岡本店 店長)

Rutles Pop Culture Series Vol.1という副題がついてますが、Vol.2はあるのでしょうか、是非実現して欲しいです。

音楽とレコードショップを愛する人全てに読んで欲しいです。
さて、レコード買いにいきましょうか。

夢街POP DAYS ~ 音楽とショップのカタチ (Rutles Pop Culture Series Vol.01)
夢街POP DAYS ~ 音楽とショップのカタチ (Rutles Pop Culture Series Vol.01)土橋 一夫 鷲尾 剛

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「ヒットソング」の作りかた 大滝詠一と日本ポップスの開拓者たち (NHK出版新書) 僕の音楽キャリア全部話します: 1971/Takuro Yoshida―2016/Yumi Matsutoya SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND (ANNIVERSARY EDITION) [2LP] (180 GRAM) [12 inch Analog] レコスケくん 20th Anniversary Edition オーディオそしてレコード ずるずるベッタリ、その物欲記 (ONTOMO MOOK) 俺たちの1000枚 10 Artists × 100 Albums 大滝詠一読本 (別冊ステレオサウンド) 1967 - Sunshine Tomorrow レコード・コレクターズ 2017年 06 月号 誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち


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最近読んだ音楽書籍6冊を一挙紹介。どれも素晴らしかったのですよ。

最近読んだ音楽書籍6冊を一挙紹介。
新しいものばかりではないですが、どれも自信を持って勧められるものです。
読書って、音楽って素晴らしい!

スティーヴン・ウィット (著), 関 美和 (翻訳)『誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち』
CDが売れなくなったのは時代の流れではなく、人々の欲や策略のせいかもしれない。
これはとても興味深い1冊でした。CDからmp3、ダウンロード、そしてストリーミングと変遷してきたそのドキュメント。
事実は小説より奇なりを地で行くストーリーに仕上がってます。全ての発端は筆者の一つ疑問「音楽はいつから無料になったんだろう」から始まります。我々もよく知るナップスター以降?でもそれ以前も音楽ファイルはネットのどこかにあった、それはどこだ?
そしてその謎を解き明かす探偵物語のように話は複数の線を辿りながら進んでいきます。
中心となる線は3本。一つはインターネットのとそこに生まれた、音楽を無料で手に入れることのできる(我々の世界でいうところの違法アップロード)できる環境、世界の住人たち。もう一つは、アーメットアーティガン以降の音楽業界を独占するようになったエグゼクティブ、ダグ・モリスの物語。それはレコード会社側から語られた話でもある(もちろんレコード会社にとってはネットに音楽を上げている人間は敵)。そして、3本目がある意味音楽を無料にすることを可能にした張本人(たち)とも言える、データ圧縮の技術者たちの話(MP3の開発と、それが世間に認められるまでの闘い)。これらが絡み合って、まるで映画や小説のように進んでいきます。どれか一つでも大変だと思いますが、その全てを綿密な調査と地道なインタビューで作り上げた筆者を尊敬しちゃいます。
なぜ発売前のアルバムがネット上に上げられてしまったのか、その答えはあまりにシンプルなのですが同時に驚愕もしてしまいます。

そう、ネット上に無断で上げられた音源や動画というのは、野に咲く花のように自然に育ったわけではなく、必ずどこかで誰かが何らかの意思をもって上げているわけです。
そんな当たり前のことに今更ながら気付かされるし、なぜ今のような世界になったのかの一端も解明されちゃいます。
ダウンロードやストリーミングが主流になったのは必然ともいえるし、一部の人々の思惑だったとも言える。ボタンの掛け違えが起きれば、それは今とは違ったものになったかもしれない。そんな想像も膨らんでいきます。

完全に音楽の裏舞台の話ですが、それだけに知らないことばかりで興奮の連続でした。
ただ、表舞台の有名人もエピソードやアップロードされる対象として登場します。
たとえばスティーブ・ジョブズだとか、Jay-Zとか。

音楽好きにとっては面白くないはずがありません。が、同時に考えさせられもします。
善人や悪人はその場所その瞬間にはいるのかもしれないけれど、勧善懲悪なんてものは実際の世の中にはない。
決して清々しい気持ちになる本ではないし、感動を呼ぶわけでもないです。
けれど心に何かをもたらしてくれます。
音楽に金を払うのは当然だという世代も、その行為自体が何のことか理解できない世代も、どちらも読んで欲しいです。
誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち
誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち
スティーヴン・ウィット 関 美和

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続いてはジャケット関連本2冊。

山口‘Gucci’佳宏 鈴木啓之 (著)『昭和のレコード デザイン集』
日本のレコードジャケット。その丁寧かつ独特な作りは今も昔も変わらず魅力的。特に昔の日本盤ジャケはほんとセンスがあって味がある。たとえば多く色が使えないなら単色で工夫、デザインで勝負とか、独特で印象深いタイポグラフィとか、いちいちセンスが良いし、ほんと見てるだけで楽しいです。
そしてどんな音が入ってるのかとか、どんな状況で作られたのかなんて考えるだけでも楽しくなってきます。あれ?俺だけ??
昭和のレコード デザイン集 (P-Vine Books)昭和のレコード デザイン集 (P-Vine Books)
山口‘Gucci’佳宏 鈴木啓之

【昭和】 幻の4曲入りレコード大全 洋楽日本盤のレコード・デザイン シングルと帯にみる日本独自の世界 明治・大正・昭和のラベル、ロゴ、ポスター―懐かしい日本のグラフィック・デザインが1000点収録 広告マッチラベル:大正 昭和-上方文庫コレクション(紫紅社文庫) 60'sガール・サウンズ・ディスク・ガイド 配色事典―大正・昭和の色彩ノート 洋楽名盤の広告デザイン 和モノ A to Z Japanese Groove Disc Guide 来日ミュージシャンのポスター&フライヤー  デザイン集    Live in Japan Graphic Chronicle 1965-1985 浪漫図案 明治・大正・昭和の商業デザイン

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そしてレコードから引き継がれたのがCDジャケット。よくCDはレコードと違って小さいからツマラン、みたいな話がでますが、それって残念だなとも思います。この本にあるように、小さいからこそやれることもあると思います。もちろんレコード大好き人間ですけどCDジャケットにはCDジャケットなりの良さや、見せ方があると思ってます。もはや死滅寸前のフォーマットかもしれないけど、あえての逆張りで楽しみたいです。2004年のものですが、まだCDがちゃんと息していた時のものなんで、ちゃんとしてます。デザインとかレイアウトの仕方とかも詳しく載っています。
CDジャケットデザインREMASTERCDジャケットデザインREMASTER
宮川 千春 I&D

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レコードはじめて委員会 (著)『はじめてのレコード これ1冊でわかる 聴きかた、探しかた、楽しみかた』
以前も紹介しましたが、改めてちゃんと読みました。
「レコードに興味あるけどなんか敷居高そう」を解消してくれる初心者にとても優しい一冊になってます。
レコードを長年聴いている人も、最初の頃のドキドキを思い出させてくれるます。私も(マニアではないですが)改めてレコードを聴く歓びを噛み締めたいと思います。
はじめてのレコード これ1冊でわかる 聴きかた、探しかた、楽しみかた
はじめてのレコード これ1冊でわかる 聴きかた、探しかた、楽しみかた
レコードはじめて委員会

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牧野良幸 (著, イラスト)『僕のビートルズ音盤青春記 Part2 1976-2015』
赤盤青盤でいうと青盤にあたる本作。1976年から現在(2015年)まで、常にビートルズの音楽とともに過ごしてきた40年のビートルズ遍歴がイラストと文章で描かれます。ビートルズ好きにはその人その人のエピソードや思い出が存在するのです。
若い頃の情熱は変化してしまっても、親父なりの接し方があるし、それを見せてくれてます。リヴァプール、ロンドン訪問記なんて若者には無理ですもの。今回もビートルズファンには楽しい1冊です。目線が我々一般の人と同じなんだよなぁ。だから好感が持てます。
僕のビートルズ音盤青春記 Part2 ~ 1976-2015 ~ (CDジャーナルムック)
僕のビートルズ音盤青春記 Part2 ~ 1976-2015 ~ (CDジャーナルムック)牧野良幸

音楽出版社 2015-12-15
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僕のビートルズ音盤青春記 Part① ~ 1962-1975 ~ (CDジャーナルムック) ビートルズ・ストーリー Vol.4 1966 ~これがビートルズ!  全活動を1年1冊にまとめたイヤー・ブック~ (CDジャーナルムック) 大人のロック! 特別編集 ザ・ビートルズ 奇跡のサウンド 全活動・全作品パーフェクトガイド (日経BPムック) ビートルズ・ストーリー Vol.8 1969 ~これがビートルズ!  全活動を1年1冊にまとめたイヤー・ブック~ (CDジャーナルムック) ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』完全ガイド (シンコー・ミュージックMOOK) 僕の音盤青春記 Part2 1976~1981 著者:牧野良幸(CDジャーナルムック) オーディオ小僧のいい音おかわり ~アナログからSACD、ハイレゾまで、帰ってきたオーディオ小僧~ (CDジャーナルムック) 僕の音盤青春記 1971-1976 牧野式高音質生活のすゝめ ~SACDからBlu-ray Audioまで高音質ソフト234レビュー (CDジャーナルムック) サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)




『たった1人のフルバンド―Logic message YMOとシンセサイザー』
読んだのは復刻版なんですけど、もとの初版は1981年刊行、その後絶版状態となってしまった1冊です。
なので高値で取引されていて読めるはずもないと思っていたんですけど、図書館にあったので借りて読みました。
復刻版ですが。ただこの復刻版も『松武秀樹とシンセサイザー「限定愛蔵版」 【MOOG III-Cとともに歩んだ音楽人生】』の付属特典だったとおもうんですけど・・?


まぁ、なんかラッキーということで。中身はざっくりいうとYMOとその周辺の人たちとの音楽的交友、そして当時はまだ発展途上、未知の楽器だったシンセサイザーについての2つが書かれています。YMOの話は第4のメンバーとも言える松武さんから語られる話なわけですから面白くないわけがありません。そしてシンセサイザーに関してもその道を切り拓いてきた人物ですから、それはもう貴重です。
YMOの使用機材や、楽曲制作についても多く語られていますのでYMOファンはまさに必読の書でしょうね。
だからこそ手に入れやすくして欲しいものですけれど。
たった1人のフルバンド―Logic message YMOとシンセサイザー
松武秀樹
勁文社
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今回はほんとにどれも面白かったです。
いや、いつも面白いものだけ紹介してますけど。
はい、私が真正面からオススメさせていただきます!!


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